みなさんはキャンプに行ったときに、「ダッチオーブン」という調理器具を使ったことはありますか?
ダッチオーブンはとても便利なキャンプギアで、様々なジャンルの料理を作ることができます。
しかし、中には「ダッチオーブンがどんな道具かわからない」「ダッチオーブンを使った肉レシピって?」と思っている方もいるのではないでしょうか?
今回の記事ではダッチオーブンの特徴やおすすめ肉レシピ、また料理を成功させるコツについて紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください!
ダッチオーブンの特徴とは?
ダッチオーブンとは、金属製の分厚い鍋のことで、じっくりと火を通しながら様々なジャンルの料理ができる調理器具です。
最大の特徴は蓋の上に炭火を乗せられること。
鍋を焚き火や炭火の上に置き、さらに蓋にも炭火を乗せることでオーブンのように上下から食材にじっくりと火を通すことができます。
また蓋が重たいので水蒸気が内部に留まりやすく、蒸気が蓋と鍋を密閉するため圧力鍋とおなじような状態で調理することができます。
さらにローストビーフなどのオーブン料理はもちろん、焼く・煮る・蒸す・揚げるなど様々な料理を楽しむことができます。
ダッチオーブンは日々の手入れや持ち運びが大変ですが、1つ持っていけば料理の幅がグッと広がる便利なキャンプギアですね。
ダッチオーブンを使ったおすすめ肉レシピを紹介
ここからはダッチオーブンを使ったおすすめの肉レシピを紹介していきますね。
放置で簡単ローストビーフ
ローストビーフは作るのが大変なイメージがありますが、ダッチオーブンで作ると簡単に作ることができるのでおすすめです。
(材料)4人分
- 牛ブロック 2㎏
- 塩こしょう 適量
- オリーブオイル 適量
- 市販のソース お好みで
(作り方)
- あらかじめ牛ブロックは常温に戻しておく
- 牛肉に塩こしょうを揉みこみ、10分程待って味を馴染ませる
- ダッチオーブンを加熱してオリーブオイルを入れて牛ブロックを表面全体を焼く
- 全体に焼き色がついたら一度肉を取り出して、鍋底に網を敷いて再び肉を戻す
- 蓋をしてから蓋の上に炭を置き、30分ほど加熱する
- 火からおろして肉を取り出し、アルミホイルで包んで常温で20分程おく
- 出来上がった肉を切り分け、市販のソースなどをかけて完成
本格派チャーシュー
お酒のおつまみや、もう一品欲しいときにぴったりなのがチャーシューです。
(材料)4人分
- 豚バラ肉 2~3塊
- 塩こしょう 適量
- コーラ 500ml
- しょうゆ 200cc
- みりん 200cc
- 酒 100㏄
- 鶏がらスープの素 大さじ1
(作り方)
- ダッチオーブンを加熱し、塩こしょうで味付けした豚バラ肉を脂身のほうから入れる
- 全部の面に焼き色がついたら、弱火にしてコーラ、しょうゆ、みりん、酒、鶏がらスープの素を入れる
- 沸騰したら、上ぶたをしめて3時間ほど煮込む
- 焦げ付いてないか様子を見て味がしみてたら完成
鶏の丸焼き
豪快で男らしい料理と言えば鶏の丸焼きです。
フォトジェニックで盛り上がること間違いなしです!
(材料)4人分
- 丸鶏 1羽
- ニンニク 1つ
- 玉ねぎ 2個
- パプリカ(黄、赤) それぞれ1つづつ
- クレイジーソルト 適量
(作り方)
- 解凍した丸鶏にオリーブオイルを塗り、ダッチオーブンに入れる
- 丸鶏の周りに切ったニンニク、パプリカを入れる
- 蓋をして1時間程蒸し焼きにする
- 上蓋に炭を乗せてさらに30分加熱する
- クレイジーソルトをかけて完成
バーベキューカレー
子どもから大人まで楽しめるのがカレー。
自然の中で食べるカレーはまた絶品です!
(材料)4人分
- 焼き肉用の肉 600g
- 玉ねぎ 1個
- ニンジン 1/3本
- ニンニク 1かけ
- 水 750ml
- カレールウ 1/2箱
(作りかた)
- 玉ねぎとニンジンは輪切りに、ニンニクは薄切りにする
- ダッチオーブンに湯を沸かして、一度火からおろしてルウを溶かし弱火でとろみをつける
- 網で肉と野菜、ニンニクを焼く
- ルウを溶かした鍋に、焼いた肉と野菜、ニンニクを入れて混ぜたら完成
ダッチオーブンで料理を成功させるコツとは?
最後にダッチオーブンで料理を成功させるコツについて紹介していきますね。
食材の下準備をしておく
ダッチオーブンで料理をする前に、あらかじめお肉を常温に戻しておいたり、調味料に漬け込んでおくとスムーズに調理することができます。
お肉を常温にしておくことで火が均一に通りやすくなったり、下処理に時間がかかってしまいなかなか食べれない、という心配もなくなります。
出かける前に、あらかじめ作るメニューを決めておきましょう。
火加減に注意する
ダッチオーブンでよくある失敗として、火が強すぎて料理を焦げ付かせてしまうこと。
蓋の上に炭を置きすぎると食材に飛び散ったり、必要以上に火力が強すぎたりしてしまいます。
また、オーブン調理をする際には鍋底に食材が当たってしまうと焦げてしまうので底網を利用するのもポイントです。
カレーなどの煮込み料理は焦げ付きやすくなるので、炭を徐々に減らしながら様子をみて混ぜるようにしましょう。
このように、食材や料理の内容によって火加減に注意することで焦げ付きを防ぐことができますよ。
まとめ
今回はダッチオーブンの特徴やおすすめの肉レシピについて紹介していきました。
これでダッチオーブンについて詳しくなったのではないでしょうか?
ぜひダッチオーブンを使ってキャンプを楽しんでください!
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