日本人の主食といえば、やっぱりお米だと思いますが、炊き方ひとつで味が変わるということは知っていますか?同じお米でも、手順が違えば味も違ってきます。
せっかく食べるのであれば、美味しくお米を食べたいですよね。
そこで今回は、誰でも簡単に美味しくお米が炊ける方法についてご紹介したいと思います。
お米をしっかり計量しましょう
お米を計るときは、必ず計量カップを使いましょう。ここで注意したいことは、必ずすりきり一杯を心がけることです。お米を正確に計らなければ、その後の水加減も意味がなくなってしまいます。毎回正確にすりきり一杯を計ることができれば、同じ水加減でも固かったり、柔らかすぎたりすることを防ぐことができます。
お米の研ぎ方
次にお米の研ぎ方ですが、皆さんは普段何を使って研いでいますか?
時短のために炊飯器の釜を使って研いでいる方もいらっしゃるかと思いますが、美味しくお米を食べるためにも、洗い物は増えてしまいますがしっかりとザルとボールを使いましょう。
まずは正確に計ったお米をザルの中に入れます。そのあと、水をはったボールにザルをくぐらせ、軽く1~2回ほどかき混ぜたらすぐにザルを引き上げましょう。お米は水に触れた瞬間から吸収を始めてしまうので、とにかく素早く行いましょう。ごみや糠(ぬか)を吸収してしまう前に、最初の水は素早く捨てることがポイントです。すすぎはこの1回で終了となります。
すすぎが終わった後は、またボールに新しい水をはり、ザルに入ったお米を研いでいきます。お米の研ぎ方のポイントは、とにかく優しく洗うこと!指を立てて、優しく10回ほどかき混ぜて水を変える作業を3~4回ほど繰り返しましょう。現在は精米技術が発展しているので、力を込めて研ぐ必要はありません。優しくかき混ぜるように、そして水を吸収する前に素早くお米を研ぎましょう。
研ぎ終わったお米は、ザルを傾けるなどしてしっかりと水切りを行います。時間の目安としては、ザルを持ち上げた際に水が垂れない程度で、3合であれば1~2分で水を切ることができるかと思います。
お水を加えましょう
お米の水切りが終わったら、炊飯器の釜の中にお米を入れます。炊飯器に目盛りがついている場合は、そちらを参考にして水を加えていきます。ここで気を付けることは、毎回おなじ目分量まで、正確に水を加えてください。正確な分量で何度か試した後は、お好みで水加減を多めや少なめにしても構いません。加える水に関しても、水道水の塩素臭さが気になる方は、浄水器の水やミネラルウォーターを使ってみることで、においを抑えることができます。
水加減ができたら、最後にお米に水を吸収させる浸漬(しんせき)を行います。浸漬はお米の芯からふっくらと炊き上げるためにも必要な工程で、必ず最低でも夏で30分、冬で2時間は浸漬させましょう。このとき水が白く濁って見えることがありますが、お米の表面のでんぷん質が溶け出たものなので、水をかえる必要はありません。
浸漬が終わったら、炊飯器の早炊きコースに設定をし、炊飯ボタンを押して完了となります。(しっかりと浸漬を行ったお米はゆっくり炊き上げる必要はありません)
最後にしっかりシャリ切りをしましょう
お米を炊いている間に、しゃもじを水につけておきます。
お米が炊き上がったら、まずはすぐに蓋を開けて、余分な水分がお米にかからないように布巾などでしっかりと拭きましょう。最近の炊飯器は蒸らし終わってから炊き上がりをお知らせしてくれます。炊き上がり後にすぐ蓋を開けて余分な水蒸気を飛ばすことで、食べた時の触感がとても良くなります。
そしていよいよ最後の段階、シャリ切りを行います。シャリ切りはご飯の触感を決める重要な工程になるので、気を抜かず丁寧に行いましょう。しゃもじはご飯に対して垂直に入れ、ご飯を十字に切ります。そして、4分の1ずつ、ご飯粒をつぶさないように釜底からまんべんなくほぐして、余分な蒸気を飛ばしていきます。ふんわりとほぐしたら、シャリ切りは無事終了となります。 保温をする場合は、内側にご飯がくっつかないようにして、ご飯全体を真ん中にできるだけ寄せましょう。その一手間で、後からでも美味しくご飯を食べることができます。
おわりに
いかがでしたか?
手順は色々と書きましたが、一度覚えてしまえば簡単に美味しいご飯を食べることができるかと思います。ぜひ一度、試してみて下さいね。
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