こだわりすぎた和牛生産者

神戸うすなが牧場の牛舎

和牛セレブが選んだ、作り手と目利きたち

米沢牛 / 飛騨牛 / 神戸牛 / 近江牛 / 鹿児島黒牛 / 能登牛

神戸うすなが牧場の牛舎(写真提供: 神戸うすなが牧場)

私たち和牛セレブを運営するGiverichホールディングス株式会社(ギブリッチホールディングス株式会社)は、「生産者が堂々と胸を張って生きていける社会の実現」をミッションに掲げています。

だからこそ、仕入れはカタログスペックだけで決めません。作り手がどんな環境で、どんな考えで牛と向き合っているのかを確かめ、自信を持っておすすめできる作り手の和牛だけをギフトとしてお届けしています。

このページでは、和牛セレブが取り扱う全国30銘柄以上のブランド和牛の中から、特に深いお付き合いのある作り手と、目利きのパートナー(近江牛・能登牛)をご紹介します。贈り物に「誰が作ったのか」という物語を添えられることが、私たちのギフトの価値だと考えているからです。

和牛セレブが直接お取引する、作り手4者と目利き2者の一覧です。

銘柄 パートナー 役割 所在地 創業 認証・資格
米沢牛 米澤佐藤畜産 作り手(繁殖〜加工・販売一貫) 山形県米沢市 1924年 FSSC22000(加工センター)・農場HACCP
飛騨牛 飛騨萩原畜産 作り手(繁殖〜肥育) 岐阜県下呂市 JGAP
神戸牛 神戸うすなが牧場 作り手(繁殖〜飲食一貫) 兵庫県神戸市西区
近江牛 森三商会 目利き(食肉卸) 滋賀県近江八幡市 「近江牛」生産・流通推進協議会 認定指定店
鹿児島黒牛 契約牧場(非公開) 作り手 鹿児島県
能登牛 サニーサイド 目利き(食肉卸) 石川県金沢市 1926年 能登牛 認定取扱店第一号

米沢牛 × 米澤佐藤畜産(山形県米沢市)

創業1924年(大正13年)。100年にわたり米沢牛と向き合う老舗

米澤佐藤畜産の牛舎で育つ子牛
牛舎で育つ子牛(写真提供: 米澤佐藤畜産)

米澤佐藤畜産は、家畜商として創業から100年を超える米沢牛の作り手です。自社繁殖牧場での子牛の生産から肥育、脱骨・加工、販売、直営のお食事処までを一貫して手がけ、すべての工程で品質を管理できる体制を築いています。和牛セレブは、米澤佐藤畜産から米沢牛を仕入れています。

その集大成が、自社ブランド「鷹山牛」(2007年商標登録)。米沢藩九代藩主・上杉鷹山公ゆかりの地・宮崎県高鍋から但馬系の雌の子牛だけを厳選して仕入れ、米沢の環境で33か月以上かけて育てた米沢牛です。

こだわり① 認定基準の33か月を超え、最長36か月まで育てる長期肥育

黒毛和牛の一般的な出荷月齢が約28か月、米沢牛の認定基準が生後33か月以上のところ、米澤佐藤畜産では33〜36か月の長期肥育を行います。時間をかけることで、旨み・香り・脂の甘みを最大限に引き出す——等級の見た目だけではなく「食べて本当に美味しい米沢牛」を目指した肥育です。

こだわり② 成長に合わせて配合を変える25種類の飼料と、吾妻連峰の伏流水

吾妻連峰からの伏流水
吾妻連峰からの伏流水(写真提供: 米澤佐藤畜産)
米澤佐藤畜産の牛舎
牛舎(写真提供: 米澤佐藤畜産)

飼料は成長段階に合わせて25種類もの餌を配合。飲み水には、米沢に湧き出る吾妻連峰からの伏流水を使っています。夏は暑く冬は雪に閉ざされる置賜盆地の寒暖差が、米沢牛の旨みを育てます。

こだわり③ 仕上げは、四畳ひと間の「一頭飼い」

仕上げ肥育は四畳ほどのスペースに一頭ずつ。おがくずを毎日足しながら、神経質な牛にストレスを与えない環境を徹底しています。

目利きの証 — 17年間で13頭のチャンピオン牛を購買

米澤佐藤畜産は作り手であると同時に、米沢牛・山形牛の枝肉市場の買い手でもあります。毎年12月の米沢牛枝肉共進会では、17年間のうち13頭のチャンピオン牛を購買。「等級にこだわらず、肉質・脂質にこだわり枝肉を選ぶ」(同社)——その目利きが、自社の肥育にも生きています。

実績・認証
  • 第48回米沢牛枝肉共励会(毎年4月開催)最優秀賞をはじめ、数々の受賞歴
  • 米沢市の顕彰制度「米沢品質AWARD2019」に「自社牧場産米沢牛」で選出
  • 加工センターは FSSC22000(食品安全マネジメントシステム)認証を取得(2015年)。農場では農場HACCPシステムを導入

米沢牛を贈る

公式サイト: 米澤佐藤畜産

飛騨牛 × 飛騨萩原畜産(岐阜県下呂市)

約3年。飛騨の大自然の中で、細部までこだわり抜く

「愛牛の心」の石碑の前に立つ生産者たち
「愛牛の心」の石碑とともに(写真提供: 飛騨萩原畜産)

株式会社飛騨萩原畜産は、岐阜県下呂市萩原町で、繁殖から肥育まで手がける一部一貫経営により約600頭を育てる飛騨牛の生産者です。飼料や環境、血統に至るまで細部にこだわり、子牛から食肉になるまで約3年をかけて育て上げます。和牛セレブの飛騨牛は、飛騨萩原畜産から仕入れています。

こだわり① 9割以上が、名牛「安福号」の血統

昭和56年に兵庫県から導入され、飛騨牛の礎を築いたと言われる名牛・安福号。飛騨萩原畜産の牛は、9割以上がその血を受け継いでいます(同社サイト)。

こだわり② 標高約1,000mの放牧と、山からの湧水

飛騨の山あいで草を食む飛騨牛
標高約1,000mの放牧場で(写真提供: 飛騨萩原畜産)

繁殖牛は標高約1,000mの牧場に放牧し、ストレスのかからない環境で育てます。牛たちに与えるのは、飛騨萩原の山からの湧水です。

こだわり③ 機械を使わず、手作業で与える自家配合飼料

とうもろこしや大麦をはじめ8種類以上の飼料を、月齢・性別・体型に合わせて自家配合。飼料給与に機械は使わず、一頭一頭に手作業で与えています。

「愛牛の心」——石碑に刻まれたこの言葉のとおり、血統や飼料の管理だけでは終わらない、牛への愛情を持ち続けることを大切にしている作り手です。

実績・認証
  • JGAP 認証取得(農場管理の第三者認証)
  • 第72回岐阜県畜産共進会 優良賞1席(2020年)
  • 第12回飛騨ミート地方卸売市場肉牛枝肉共進会 最優秀賞・優秀賞1席(2017年)ほか

飛騨牛を贈る

公式サイト: 飛騨萩原畜産

神戸牛 × 神戸うすなが牧場(兵庫県神戸市西区)

平均年齢20代。「ボクらが食べたい但馬牛」を育てる若きチーム

神戸うすなが牧場の牛舎で育つ但馬牛
牛舎で育つ但馬牛(写真提供: 神戸うすなが牧場)

神戸うすなが牧場は、神戸ビーフのもととなる但馬牛を神戸市西区で育てる牧場です。繁殖から肥育、加工、卸、飲食店での提供までを自社一貫で手がけ、平均年齢20代のチームが「ボクらが食べたい但馬牛」をコンセプトに、日々牛と向き合っています。和牛セレブは、神戸うすなが牧場から神戸牛を仕入れています。

こだわり① ごくわずかしかいない「純血」の但馬牛

日本の黒毛和牛の99%以上が但馬牛の血をひくとされる中(同牧場サイト)、うすなが牧場が育てるのはその源流にあたる「純血」の但馬牛。総面積20万㎡(甲子園球場約5個分)の牧場で約500頭を飼育し、年間約250頭(肉牛約150頭・子牛約100頭)を出荷しています。

こだわり② 米・ビール粕・ウイスキー粕——常時10種類以上の独自配合飼料

配合は日々見直し、但馬牛の肉質と風味に合わせて改良を重ねています。子牛には自動哺乳システムを導入し、健康的な成長を支えます。

神戸うすなが牧場の牛舎外観
神戸市西区の牧場(写真提供: 神戸うすなが牧場)

こだわり③ 循環型牧場への挑戦

堆肥舎を設け、牛の排泄物を資源として活用する「循環型牧場」を志向。掲げるビジョンは「世界中で話題にされる循環型観光牧場」です。直営レストランでの提供や海外への展開も含め、伝統ある但馬牛の世界に、新しい世代の風が吹き込まれています。

神戸牛を贈る

公式サイト: 神戸うすなが牧場

近江牛の目利き × 森三商会(滋賀県近江八幡市)

協議会認定の指定店から仕入れる、「4等級以上の未経産雌牛」の近江牛

近江牛 すき焼き用肩ロースのスライス(和牛セレブの商品写真)
和牛セレブの近江牛ギフト

有限会社森三商会は、近江牛の産地・滋賀県近江八幡市で近江牛の卸売を手がける食肉業者で、「近江牛」生産・流通推進協議会の認定指定店(卸売)です。同社が扱う近江牛は4等級以上の未経産雌牛に限定したもの(同社商品情報より)。和牛セレブは、この森三商会から近江牛を仕入れています。

近江牛は、豊かな自然と水に恵まれた滋賀県内で最も長く飼養された黒毛和種に与えられる銘柄。指定店は、この認定近江牛を年間を通じて取り扱う事業者として協議会に登録された店です。

近江牛を贈る

鹿児島黒牛 × 契約牧場(鹿児島県)

名前を明かせない、実力派の牧場

鹿児島黒牛 ザブトンステーキ用の霜降り(和牛セレブの商品写真)
和牛セレブの鹿児島黒牛ギフト

お取引の関係で牧場名は公開できませんが、和牛セレブの鹿児島黒牛は、鹿児島県で長年、黒毛和牛を専門に育ててきた契約牧場から仕入れています。全国規模の共進会で上位入賞を重ねる実力派です(受賞名は牧場の特定につながるため伏せています)。

こだわり① 自家設計の配合飼料

赤身の濃い旨みと、とろけるような脂のバランスを両立させるため、飼料は自家設計。穀物や発酵素材など十数種類の素材を組み合わせ、旨みに関わるアミノ酸を高めています。

こだわり② やわらかな天然地下水と、じっくりかけた肥育

牛たちが毎日たっぷり飲むのは、口当たりのやわらかな天然地下水。出荷までじっくりと時間をかけ、水と飼料の両輪で肉質を作り込みます。

こだわり③ 牛にストレスを与えない環境づくり

日々の観察と声かけ、暑さ対策や手入れの設備など、牛が快適に過ごせる環境づくりを徹底し、A5等級(日本食肉格付協会の格付け基準)の鹿児島黒牛を安定して生産しています。

鹿児島黒牛を贈る

能登牛の目利き × サニーサイド(石川県金沢市)

能登牛の認定取扱店第一号。1926年創業、金沢の目利き

能登牛の検印が押された枝肉
能登牛の検印(写真提供: サニーサイド)

株式会社サニーサイドは牧場ではありません。1926年(大正15年)に金沢で創業し、100年にわたり牛・豚・鶏を扱い続けてきた食肉卸——つまり「目利きのプロ」です。

能登牛の「認定取扱店第一号」

能登牛は、血統の明確な黒毛和種で、石川県内が最終飼養地(かつ飼養期間が最長)、肉質等級3以上という能登牛銘柄推進協議会の認定基準を満たした希少なブランド牛です。年間の出荷頭数が1,000頭を超えたのは2018年度のこと(同協議会)で、競りに出るのは月に20〜30頭ほどといいます(サニーサイド公式サイトより)。サニーサイドは、その能登牛の認定取扱店第一号です。

11年連続「能登牛最多購買者賞グランプリ」

「能登牛最多購買者賞グランプリ」を11年連続で受賞(同社公式サイト・2026年2月時点)。能登牛を最も多く買い付けてきた実績の証です。枝肉を見て30年以上のベテランが目利きし、提携牧場からの牛一頭買いで、質の良い個体を見極めています。

サニーサイドの加工場
衛生管理の行き届いた加工場(写真提供: サニーサイド)

和牛セレブは、この目利きをパートナーとすることで、流通量の限られる能登牛をギフト品質でお届けできています。

能登牛を贈る

公式サイト: サニーサイド

和牛セレブの選定基準 — どういう作り手と組むか

私たちが仕入先を選ぶとき、大切にしている基準があります。

  1. 顔が見えること — カタログではなく、実際に対話できる関係であること
  2. こだわりを自分の言葉で語れること — 飼料・水・環境・期間。私たちの経験では、「なぜそうしているのか」を自分の言葉で語れる作り手ほど、良い牛を育てています
  3. 第三者の評価を確かめること — 共進会・共励会の受賞歴、JGAP や FSSC22000 といった認証、協議会の認定。私たちの主観だけでなく、外部の目でも確かめます
  4. ギフトにふさわしい品質管理 — 大切な方への贈り物です。加工・衛生管理の体制まで確認します

よくあるご質問

なぜ生産者を公開しているのですか?

和牛セレブを運営するGiverichホールディングス株式会社は「生産者が堂々と胸を張って生きていける社会の実現」をミッションに掲げています。誰がどんなこだわりで育てた和牛なのかをお伝えすることが、作り手への敬意であり、贈り物に物語を添えることにつながると考えているためです。

名前を公開していない牧場があるのはなぜですか?

お取引の関係で牧場名を公開できない場合があります。その場合も、飼育のこだわりなどの事実に基づいてご紹介し、名前を伏せていることをページ上で明示しています。

生産者・牧場から直接購入することはできますか?

生産者によっては直売所やオンラインショップをお持ちです。本ページに公式サイトを掲載している生産者は、リンク先をご覧ください。和牛セレブでは、のし・メッセージカード・ラッピングなど、贈り物の用途に合わせた形で各産地の和牛をお届けしています。

紹介されている銘柄のギフトはどこで買えますか?

各紹介の末尾にある「◯◯牛を贈る」から、その銘柄のギフト一覧をご覧いただけます。一覧には、ご紹介した仕入先以外の商品が含まれる場合があります。

「作り手」と「目利き」はどう違いますか?

作り手は、牛を繁殖・肥育する牧場です。目利きは、産地の市場や提携牧場から枝肉や個体を選んで仕入れる食肉卸で、このページでは近江牛の森三商会と能登牛のサニーサイドがその役割です。どちらも和牛セレブが直接お取引している仕入先です。

銘柄からギフトを選ぶ

気になる作り手や目利きが見つかったら、銘柄のギフト一覧からお選びください。


編集・文責: Giverichホールディングス株式会社 代表取締役 平田達之

掲載内容は各生産者・お取引先の公式発信情報にもとづき、掲載のご承諾をいただいています(最終更新: 2026年9月)。